メンズファッションにおいて、簡単そうで難しいアイテムといえば、靴下です。靴下なんてなんでもいいやろ…と思われがちですが、実はコーディネートの中ではかなり重要なアイテムになります。
ファッションを仕事にしていた期間が長いこともあり、よく、「どういったファッション着ればいいの?」と言われます。
メンズファッションにも流行はありますが、レディースに比べると定番品が多いですよね。そして、定番品ほど、お得に手に入れたいと思うのがメンズ心。
今回のテーマは、メンズの靴下に革命を起こしたともいわれる、フットカバーについてです。夏ではメンズでも一般的になってきつつありますが、当ブログでは一年中履けるアイテムとしておすすめしています。なぜフットカバーがおすすめなのか、そして、フットカバーでおすすめのアイテムについて解説していきます。
>>>靴下と一緒に読みたい靴の選び方はとは?

フットカバーとは何か?一年中おすすめしたい理由とは?
まずは、フットカバーとは何か、そして、なぜフットカバーがおすすめなのかについて解説します。
フットカバーとは何か?なぜメンズで流行ったのか?
まずは、フットカバーとは何か、そして、なぜメンズで流行ったのかについて解説します。
フットカバーとは、文字通り「フット=足」を「カバー=覆う」もので、端的に言うと、くるぶしを見せる、足裏だけをカバーするソックスになります。

もともとレディースの世界では、パンプスインという名前で、パンプスを履いた時に、靴下が見えないような形のものがありました。そして、メンズのパンツの丈が短くなり、くるぶしを出すことが増えてきた結果、フットカバーのニーズが生まれ、誕生した商品になります。今や、多くの人が、その存在を知るところになり、市民権を得たアイテムであると言えるでしょう。
フットカバーはコーディネートを邪魔しない!一年中おすすめできる理由とは?
一方で、フットカバーは、まだまだ夏限定のアイテムだと思われていることも事実です。しかし、個人的には、フットカバーは1年間、季節問わず履ける万能アイテムだと思っています。
その理由はたった1つ、実は靴下の色合わせはとても難しい、からです。

このように、1件オシャレに見える色の使い方ですが、全体がスタイリッシュな中でアクセントで使うならともかく、ファッション初心者のおじさんがこういった色の組み合わせをすると、必ず事故ります。それくらい、靴下とパンツ、靴の色合わせというのは難しいのです。
基本はパンツや靴の色と同系色の色を選び、靴下の存在感を消す方が全体としてのバランスはよくなります。しかし、その場合、靴やパンツの数だけ靴下が必要になり、それはそれで大変ですよね…
そこで、フットカバーを履いて、あえて靴下を履いていないように見せる、ということをお勧めします。もちろん、靴下を履いていないことは、全体のバランスを取りやすくするだけでなく、パンツの丈をきちんと合わせることで、全体として抜け感が出て、オシャレに見えるというメリットもあります。そして、キレイ目なファッションを、少しカジュアルダウンさせるという意味でも、このフットカバーというのは効果的なのです。

私は、夏だけでなく、春も秋も、なんなら真冬も(本当に寒い時を除いて)、フットカバーで過ごしています。そうすることで、クローゼットも整理されて、より快適に生きることができています。
フットカバーを履かない方がいいケースとは?
フットカバーは、カジュアル、ビジネスカジュアルのシーンでは万能といえますが、とはいえ、どんなシーンでもフットカバーだけ履いていればいい、というわけではありません。フットカバーを履かない方がいいのは、以下のようなシーンです。
フットカバーを履かない方がいい場合:フォーマルなビジネスシーン
フットカバーを履かない方がいい場合、まずその1はフォーマルなシーンですね。ビジネスカジュアルくらいだと全然問題ないのですが、さすがに冠婚葬祭くらいになると、素肌は見せないようにするのが基本的なマナーです。そういうシーン用に、黒のロングホーズは一足くらい持っておくと良いでしょう。
フットカバーを履かない方がいい場合:スポーツのシーン
スポーツの時も、フットカバーはあまりおすすめできません。スポーツ用のソックスは、普段履きのそれとはまったく作り方も考え方も違います。たとえばランニングソックスの場合は、底の部分のアーチを以下にサポートするかを前提に作られています。そういう意味で、スポーツをする場合は、そのスポーツに合わせたソックスを履くことをお勧めします。
フットカバーを履かない方がいい場合:寒すぎる時
最後は「寒すぎる時」です。フットカバーはくるぶしが出ますから、本当に寒いと足首が冷えてしまいます。足首が冷えるのを我慢するのもオシャレには必要かもしれませんが、これを見ている人達は、あんまり我慢せずに、そこそこオシャレに見せたい人が多いと思います。
では、寒すぎるときは、どうすればいいのでしょうか。これは結構難しい問題で、本来、パンツと靴下はセットで考えるべきなので、靴下はパンツの種類だけ持っている必要があります。それはそれで結構大変ですよね。なので、私は、冬の本当に寒い時はブーツやハイカットシューズを履いて、寒さをしのぐようにしています。
参考までに、私が愛用しているブーツです。中がフットカバーでもめちゃくちゃあったかいです。ビジネスには合わないですが、カジュアルシーンだとわりとどのパンツでも合わせやすいですね。寒い日や雪山用に愛用しています。
フットカバー最強ブランドはどれ?3つのブランドを比較してみた
では、ここからは、フットカバーの選び方についてです。フットカバーが市民権を得たことにより、いろいろなブランドがフットカバーを出すようになりました。
しかし、安易に値段だけで選んではいけません。フットカバーは、形や素材によって、快適さが段違いです。
特に重要なのは、「ズレにくさ」です。普通の靴下と違い、フットカバーはくるぶしが覆われていないため、どうしても靴の中でズレがちになります。なので、選ぶ際には、非常に重要なポイントとなります。
また、他にも、素材や、生地の厚さ、形など、選ぶポイントはいくつかあります。今回は、特に人気のある3つのブランドを比較してみましょう。
フットカバーその1:ユニクロ ベリーショートソックス メンズ
まずはみんな大好き、ユニクロのフットカバーです。

作りはシンプルで、裏側のすべり止めがついています。すべり止めはわりと広めにとっている形ですね。素材は綿60%、ナイロン29%、ポリエステル6%、ポリウレタン5%で、ほどよく綿感を残しながら、化学繊維を使いストレッチ性や脱ぎづらさなどの機能をつけている形ですね。形は丈が短い以外は、特に普通のソックスと変わりません。

フットカバーその2:無印良品 かかと滑り止め付き 薄手 フットカバー
続いて、無印良品のフットカバーです。最初、メンズのフットカバーブームを作ったのは、たしか無印だったと記憶しています。(私も10年くらい前に購入した記憶があります。)

形は先ほどの無印よりも平らになるように作られています。平らにすることで、より足にフィットするようになり、脱げにくさを強化しようとしていると思われます。
素材は綿55%、ポリエステル35%、ナイロン7%、ポリウレタン3%で、こちらも綿の表情を残しています。防臭加工やつま先補強など、一工夫がされているのも特徴です。後ろのすべり止めはユニクロに比べると比較的小さめです。

フットカバーその3:BODYWILD ボディワイルド フットカバー 3D 立体縫製 浅履き
最後に紹介するのは、BODY WILDのフットカバーです。靴下・肌着の専業メーカーであるグンゼの中でも、特に人気のあるフットカバーになります。
形は3Dとあるように、他の2つとは違い、いくつかのパーツに分かれており、立体縫製されています。イメージとしては、底の部分と、甲を覆う部分がきっちりわかれているようなイメージです。

素材は綿、ポリエステル、ポリウレタンですが、この3つの中では最も綿感が弱いです。よりつるつるした触感、といえばわかりやすいかもしれません。すべり止めは上部のみついている形となります。かかと、つま先部分もきちんと補強されており、足がはいりやすいように、履き口部分にはストレッチテープが入っています。

3ブランドを比較した結果…BODYWILDが圧倒的におすすめ!
では、この3つの中で、どれが最もよいフットカバーなのでしょうか。実は、もう、結論は出ています。
結論。BODY WILDのフットカバーが最強です。他のブランドに比べて若干高いものの、それを補ってあまりある品質の高さが決めてです。それぞれの要素にそってみてみましょう。
脱げにくさ:BODY WILDが圧倒的勝利
まず脱げにくさですが、BODY WILDが他の追随を許さないレベルで、脱げにくいです。その大きな理由は、やっぱり形ですね。あの3D立体縫製は本当に素晴らしくて、履きやすく脱げにくいという、フットカバーの問題点をすべてカバーしたような構造になっています。ぶっちゃけ他の要素は好き嫌いある部分もありますが、脱げにくさだけは他の2ブランドと一線を画しています。
履き心地:化学繊維感が好きな人はBODY WILDがおすすめ
履き心地は好き嫌いありますが、生地は一番BODY WILDが薄いです。よって、夏は最も涼しく感じます。また、ツルツル感も、他の2ブランドにはない特徴でしょう。化学繊維を好きな人はBODY WILDが気に入ると思います。(ちなみに私は肌触りもBODY WILDが一番好きです。)
耐久性:ユニクロが一番厚手な分、強い
耐久性については、ユニクロが一日の長があります。素材が最も厚手な分、もっとも破けにくいと思います。一方で、無印良品、BODY WILDについては、薄手な分、どうしても破けやすくなっています(イメージですが、無地、BODY WILDは30回くらい、ユニクロは40~50回履けるイメージです。)
ここについては、履き心地とのトレードオフな部分でもありますので、一概にどれがいいとは言えません。ただ、強さだけでいうと、ユニクロが一番だと思います。
3つを表形式で比較してみました。やっぱりBODY WILDが脱げにくさの面で圧倒的に強いと思います。
ユニクロ | 無印良品 | BODY WILD | |
脱げにくさ | △:特に工夫なし | △:他ブランドと変わらず | ◎:3D縫製、ストレッチテープ により、履きやすく脱げにくい 形を実現 |
履き心地 | 〇:比較的厚手 | △:比較的薄手 | 〇:薄手でより化学繊維に 近い触感 |
耐久性 | 〇:厚手の分耐久性は 強い | △:薄手の分破けるのは 比較的早い | △:薄手の分破けるのは 比較的早い |
値段 | 1足390円 | 1足230円 | 1足あたり330円~440円 (実績ベース) |
もう靴下で迷わない!メンズはBODY WILDのフットカバーで決定!
メンズの中でも市民権を得つつあるフットカバー。その中でも、人気のブランド3つを比較してみましたが、脱げにくさの面から、BODY WILDが最高です。少し値段も張りますが、それだけの価値はあります。1回あたりたった10~15円です。(私はまとめ買いして、まだ履いていないBODY WILDが10足以上あります…)
靴下は意外と合わせるのが難しいアイテム。しかし、フットカバーであれば、靴やパンツとの相性を考える必要もありません。BODY WILDのフットカバーで、足元の悩みとおさらばしましょう。
それではごきげんよう。